前記事で真田幸村や徳川家康などの『名将の兜』の記事を紹介しましたが、やはり、兜だけでは物足りないですよね(;^ω^)
そこで、今回はエフトイズから発売されている『戦国武将の刀』です。
刀身は1/8、拵え付の刀は1/12スケールでモデル化し、ディスプレイ用の刀架をセットにしています。
“日本一の兵”として呼び声の高い「真田幸村(信繁)」が扱ったとされる「千鳥十文字槍」は、繊細ながらも200mm超(※1/12スケール)のサイズで迫力のある佇まいです。鑑賞するもよし、別のスケールモデルと組み合わせて楽しむもよしですね。
群雄割拠の戦国の世の武将たちを魅了した刀をご堪能あれです。
ラインナップは以下の通り
1.前田利家「大典太光世」平安時代
2.上杉謙信「姫鶴一文字」鎌倉時代
3.徳川家康「江雪左文字」南北朝時代
4.織田信長「宗三左文字」南北朝時代
5.真田幸村所有「千鳥十文字槍」時代不詳
どういうものか調べてみましたので、画像と一緒に御覧ください。
1.「大典太光世」平安時代
◆大典太光世〜平安時代
天下五剣のうちの一つとされている名刀中の名刀です。平安時代後期の筑後三池出身の刀工・典太光世の作。同時代の太刀と比べて非常に身幅が広く刀身長の短い独特の体配を持っています。
元々は足利将軍家の家宝でしたが、足利家の没落により流出し豊臣秀吉の所有となり、その後、豊臣秀吉から前田利家に贈られたとも、豊臣秀吉が徳川家康に贈り、徳川秀忠から前田利家に譲られたとも伝えられいます。
以降、前田家第一の家宝として代々伝えられてきました。
この刀、実は試し切りをしているのです。幕府の御様御用首斬り役(処刑人)の山田浅右衛門吉睦が大典太で試し切りを行った際、積み重ねた死体の2体の胴体を切断し3体目の背骨で止まったと言われています。すごい切れ味ですね。
ちなみに天下五剣とは、この他に童子切、鬼丸、三日月、数珠丸の四剣です。
2.「姫鶴一文字」鎌倉時代
◆姫鶴一文字〜鎌倉時代
上杉謙信、景勝の愛刀と伝えられれています。姫鶴とはまた艶やかなネーミングですが、これには、このような逸話が残されています。
この太刀がやや長すぎると思った謙信は、研師に短くするように命じます。するとその研師のところに夢に美しい姫君が現れて「どうか切らずにお願いします」と懇願してきたとのこと。
その翌日も夢に現れてきたので名を問うたところ「鶴と申します」とのこと。
不思議に思った研師は、腰物係に相談したところ、腰物係も同じ夢を見たといいます。そこで二人は謙信にこのこのと言上し、磨り上げは中止されたとのことなのです。
3.徳川家康「江雪左文字」南北朝時代
◆江雪左文字〜南北朝時代時代初期
筑前の刀工、左文字によって作刀された日本刀で、左文字の在銘の太刀としては現存唯一の作品です。後北条氏家臣の板部岡江雪斎から徳川家康に献上され、その後徳川頼宣を経て紀州徳川家に伝わったています。1951年に国宝に指定された名品です。
4.織田信長「宗三左文字」南北朝時代
◆宗三左文字〜南北朝時代時代
宗三左文字は、南北朝時代に作刀された日本刀です。元々は二尺六寸の長さを持つ太刀で戦国時代、畿内を支配していた三好氏の三好政長から甲斐守護武田信虎に贈られた刀なのですが、無銘であり、刀匠の名は明らかとなっていません。
その後、武田信虎から今川義元に渡り、義元は、この刀を自分の愛刀として大切にしたと伝わっています。
今川義元はこの刀を携えて三河・遠江へ向けて軍を起こしますが、そこで起きたのが有名な桶狭間の戦い。ここで義元は討死し、織田信長が戦利品としてこの刀を接収します。
信長はこの刀を短く磨り上げて、茎表裏に「織田尾張守信長」「永禄三年五月十九日義元討捕刻彼所持刀」と金象嵌銘を入れ、自分の愛刀とし、信長が本能寺の変で横死するまで信長の手元にありました。
本能寺の変の後は、松尾大社の神官の手を経て、豊臣秀吉の手に渡り、その後、秀頼、さらに、徳川家康の手に渡ります。
家康は大坂の陣で、この刀を佩いていたとされています。
現在は建勲神社所有として重要文化財に指定されています。すごい歴史のある刀ですね。
5.真田幸村所有「千鳥十文字槍」時代不詳
◆千鳥十文字槍〜時代不詳
最後の千鳥十文字槍は、真田幸村の愛槍として知られています。戦国時代は、刀よりも槍の方が効果的で、意外なことに刀は補助的なものだったとか。
上の形状でも分かるように切っ先が三方向にあり、騎乗している馬を自分の槍で傷つけてしまうこともあるため、騎馬での使用が難しいとされていました。
そのため真田幸村以外でも使用していた武将はいましたが、腕に自信があり、槍を熟練した者のみが扱うことのできる武器だったようです。
全5種
ブラインドパッケージ仕様 5,000円(税別) ※1ボックス(10個入り)
発売日 2016年10月
◆ディスプレイがダウンロードできます。
飾るにはとても良いです(^^)
<最安店は?>
通販では駿河屋さんですが、すでに新品の発売は終了していますので、バラでコンプするしかなさそう・・・。
→【駿河屋】中古「名刀百華 戦国武将の刀」
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拙ブログへのコメントありがとうございます。
競馬場は僕にとってコンサート会場のような感覚です。
美しいお馬さんの疾走を眺め酒を飲み、もしかしたら
大金をゲットできるかも・・・ゲットした事ありませんが。
by johncomeback (2017-04-18 19:58)
欲しいですね〜しかし迷刀ばかりで迷います・・・
by Hide (2017-04-18 20:15)